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つまらなくても生きていく人生
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ネパール パシュパティナート (2012/12/28)

誰でも知っているはずである
膨大な数の人がなんの命を懸けるものも見いだせずに、
しかも特別失望しているわけでもなく、
日々黙々と仕事に励んでいることを

彼らには特別の才能は与えられていない
だが、特別に劣っているわけでもない
ただ、誰とも交換可能な平凡な知識と平凡な理解力と平凡な判断力があるだけなのだ

なぜなら、本を書くのは(最終的には)成功した人のみ、
テレビに出るのも講演するのも社会的成功者ばかりだから
彼らの声だけが拡大して聞こえてくるんだ
(中島義道「働くことがイヤな人のための本」)

( ´~`)ノハーイ
ふみっこは昔から
「人はなぜつまらない仕事でも投げ出さずに我慢や苦労を重ねながら生きていくのだろう?」
という疑問があったのだけど
今回はそれについて考えます
(゜~゜)
前提として
社会というのは労働する人がいなければ成り立ちません
(o゜~゜)oホエ?
コンビニに行けば24時間欲しいものが買えるけど
そこには店舗の施工から
商品の企画・製造・輸送・販売
さらには店内のレジ・冷蔵・ATM等の設備まで
膨大な労働力が費やされています
(゜~゜)
100円で買えるおにぎりには
無数の人たちの労働――すなわち人生――が詰まっているのです
(ノд-。)クスン
この社会はお金があれば生きてけることになっていて
たとえば宝くじで3億円当たれば
一生働かなくても生きていけるけど(散財しなければ)
もし日本人全員が3億円を手にして
全員が働かなくなったら社会から労働力が消え失せて
誰も物を作ったり売ったりしなくなるので
お金の使い道もなくなって
社会が崩壊します
(´~`)アハハ
つまり大多数の人は真面目に働くという前提の上ではじめて
「お金さえあれば働かなくても生きていける」という例外が成り立つわけです
(o゜ロ゜)o
そう考えると社会というのは
圧倒的な労働力に支えられて成り立っているわけです
(゜~゜)
ときどきニートや生活保護が問題になるけど
引退した高齢者とか病気の人を除けばそういうのは例外で
私たちの人生の多くの時間は
仕事に費やされることになります
(゜~゜)
なので人生において仕事というのは大きなウェイトを占めるわけだけど
仕事が楽しいとは限らなくて
単調なつまらない仕事の方が多いと思うんですよね
(゜~゜)
ふみっこの周りには
仕事が楽しい!なんていう人はほとんどいません
(゜~゜)
でも仕事がつまらないからといって
それで絶望したり自殺したりする人も滅多にいません
(゜~゜)
たまに働き過ぎの過労死がニュースになりますが・・・
(´ロ`)
人が自殺する理由の大半は
病苦か借金苦であり
「働きたくないから自殺した」なんて人は聞いたことないですよね
(゜~゜)
それはつまらない仕事つらい仕事でも
死ぬよりは働いた方がマシだからでしょう
(゜~゜)
それはお金のためというよりは
「個体維持の本能」があるからです
(o゜~゜)oホエ?
生命には生きようとする本能があって
苦しくても生きていくようにプログラムされているのです
(゜~゜)
それは人間以外の生物を見てみるとよくわかります
(゜~゜)
生物の行動原理というのは単純で
「個体維持」と「種の保存」のためだけに生きているわけで
生がどんなに苦行であっても生きていくようにプログラムされています
(゜~゜)
人間も同様であり
仕事や人生がつまらなくても
つまらないことを理由に死ぬ人なんていなくて
つまらない状態のまま
つまらない仕事をして生きていくことになります
(´~`)アハハ
ただ生きていく(食べていく)ために働く
それが生物として抗うことのできない基本プログラムなのです
(o´~`)ノふわーい

あたしたちには生きのびる義務があるのよ
人間からウイルスに至るまで、植物も含めて
全ての生命あるものの行動の目的は一点に集約されるのよ
生命を永久に存続させようという盲目的な衝動・・・
ただそれだけ
この世にありたいということ
ありつづけたいということ
ただそれだけ
そしていまやあたしたちは
有史以前から地球上に発生した
あらゆる生命体の代表なのよ
(藤子・F・不二雄 SF短編「カンビュセスの籤」)

関連記事:やりたくないことをやめる
by fumiblog | 2013-07-31 18:01 | ふみっこ哲学 | Comments(20)
現実のつまらなさについて
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ノルウェー オスロ ヴィーゲラン公園 (2011/5/4)

113 :名無しさん@涙目です。(dion軍) 2011/05/08(日) 01:54:45.33 ID:QQXYt3dd0

現実じゃ安定して生活して小説やらゲームやら
アニメやらでハチャメチャしてる気分になる

これが最強

(マネーニュース2ch「安定志向の人って人生楽しいの?」)

( ´~`)ノハーイ
以前知り合いの人に
普段の生活で何が楽しいの?
と聞かれたことがあります
(゜~゜)
生きていて何が楽しいのか
みなさんもちょっと考えてみてください
(゜~゜)
ふみっこは仕事が楽しいと答えたのだけど
その人は特に楽しいことがないらしく
強いていえば食事の時間が楽しいと言ったんですよ
(゜~゜)
その答えにふみっこは衝撃を受けました
(゜ロ゜)ギョエ!!
食べることが楽しい・・・
確かに美味しいものを食べると
幸福感が得られるのはわかります
(゜~゜)
それは脳の仕組みで
空腹時に美味しいものを食べると
ドーパミン(快感物質)が分泌するからです
(゜~゜)
人間は飢えずに生きていくために
食事にありつくことで報酬(ドーパミン)が得られるように
本能的にプログラムされています
(゜~゜)
極度にお腹が空くと集中力が落ちて
食事のことばかり考えてしまうのはそれが理由です
(゜~゜)
なので食事が楽しみな人生というのは
極めて本能的なもので
セックスやオナニーが楽しいと言っているのと同じなんですよ
(゜~゜)
つまり食事やセックスというのは
本能的に楽しいものとして設計されているわけです
(゜~゜)
しかし「生きていて楽しいのは食事(セックス)の時間」と言っている人がいたら
そんなのが人生の楽しみでいいの?と問いたくなりますよね
(゜~゜)
しかし現実とはそんなものであり
そもそもつまらないものなんですよ
(o゜~゜)oホエ?
現実が楽しい!と言って
いきいきとしている社会人が果たしてどのぐらいいるのでしょうか?
(゜~゜)
そもそも一日の大半の時間を占める仕事が
多くの人にとっては楽しいものではありません
(゜~゜)
世の中のさまざまな仕事のことを思うと
考えただけでうんざりするほど
ふみっこにとってはやりたくないことばかりです
(つ~`)
そうであれば
あとは余暇の時間に楽しさを見出すしかありません
(゜~゜)
余暇の時間に主体的に楽しめるような趣味を持っている人ならいいけれど
そういう人は少数派です
(゜~゜)
仕事が楽しくないし
特に趣味もない
そういう人は「お客さん」になって「現実逃避」するしかありません
(o゜~゜)oホエ?
テレビや映画やマンガを見たり
ゲームをしたり
お酒を飲んだり
ライブに行ったり
ディズニーランドに行ったりするのは
「他人が作ったものを消費者として受け身で楽しむ」
ということです
(゜~゜)
そういう楽しみというのはふみっこ的には
最低レベルの楽しみで
「私はつまらない現実を過ごしているので現実逃避に楽しみを見出しています」
と言っているに等しいです
Σ(゜~゜)ガビーン
しかし現実に向き合ったところで
楽しいことはあまりありません
(つ~`)ぐすん
現実がつまらないからこそ
現実逃避をするという悪循環です
(゜~゜)
それはなぜなのかというと
「自己実現を目指してないから」なんですよ
(o゜~゜)oホエ?
現実のつまらなさに対して
本能的な意味で人間に救いがあるとしたら
それはドーパミンという果実を得ることなのでしょう
(関連記事:幸福感の正体
(*´~`)クラクラ
一方で理性的な意味での救いは
マズローの欲求段階説にある
「自己実現をすること」にあるのです
(o゜~゜)oホエ?
自分が主人公になって
目標に向かって努力したり成長したりして
その成果が現実に反映されることは
最高に楽しいことなんですよ
(*゜~゜)o
生きていても楽しいことがないなぁ
現実がつまらないなぁと思った時は
自分が成長すること
目標に向かって努力すること
自己実現することを目指すべきであり
そこに人生の楽しみがあるのです
(o´~`)ノふわーい

人生を空費した人間というのは、
人生の喜びや人生の悲しみに欺かれてうかうかと日を送り、
永遠に、断固として、自分を精神として、自己として自覚するにいたらずおわった人のことである
(キルケゴール「死にいたる病」)

by fumiblog | 2013-07-09 19:13 | ふみっこ哲学 | Comments(22)