[西アジア旅行2] アジア最後のフロンティア(ミャンマー ヤンゴン)
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ミャンマー ヤンゴン市内 (2013/1/2)

1987年、ビルマは国連で「後発発展途上国」の認定を受けました
つまり、世界で最も貧しい国であるという「最貧国」として認められたのです

軍事政権が続いてきたビルマ(ミャンマー)への最大支援国は、日本です
これまでの援助総額は、約4000億円にも上っています
ビルマが海外から受け取ってきた援助の7割は日本からのものでした

このため、「日本の援助がビルマの軍事政権を支えてきたことになる」という批判があります
その一方で、日本の援助がビルマ国民の生活に役立ったということも事実だ、という指摘もあります
池上彰「そうだったのか!現代史パート2」

( ´~`)ノハーイ
ネパールの次に向かったのが
アジア最後のフロンティアと呼ばれる
新興国ミャンマー(旧称ビルマ)の最大都市ヤンゴンです(首都ではない)
(o゜~゜)oホエ?
ミャンマーは長い間
軍事政権が鎖国的な政策を取ってきたこともあって
経済的に開放されてなくて
アジア最貧国のひとつだったのだけど
この1~2年で民主化の方向へと動き出したことで
これから海外企業が進出して発展していくであろうと言われています
(o゜~゜)o
ところでこの国は(2012年末時点で)ATMがないので
クレジットカードや国際キャッシュカードによるATMでの現地通貨引き出しができません
(゜~゜)
なので必ず現金を持って行かなければならないのだけど
ミャンマー国内で両替できる通貨はなぜか
米ドル、ユーロ、シンガポールドルの3つだけなのです
(゜ロ゜)ギョエ!!
これってかなり不便で
こんな不自由な国はふみっこも初めてでした
(´~`)
なので日本円は闇両替以外では両替できないので
必ず米ドルかユーロのキャッシュを持っていく必要があります
(´~`)
あと観光であっても日本で事前にビザの取得が必要です
(´~`)
そんなアジアの僻地ミャンマーは
活動家のアウンサンスーチー女史が有名です
(o゜~゜)o
名前は有名なのだけど
この人とミャンマー国の関係や
この人が何がしたいのかというのを
ふみっこは全然知らなかったんですよね
(´~`)アハハ
なので旅行前に
ミャンマー(ビルマ)の近代史の解説が載っている
池上彰「そうだったのか!現代史パート2」を読んだのだけど
感動しました
(ノд-。)ホロリ
ビルマはかつてイギリス領だったのだけど
第二次大戦当時ビルマ国内で独立運動を展開していたアウンサン将軍という人がいて
ビルマを占領したかった日本軍は
アウンサン将軍の独立運動を支援します
(o゜~゜)o
そうして日本軍とアウンサン将軍率いるビルマ独立義勇軍は協力して
ビルマ国内のイギリス軍を追い出すのだけど
日本はビルマ独立を認めずに
イギリスに代わって今度は日本軍がビルマを支配することになります
(´~`)アハハ
太平洋戦争末期には
ビルマ国内で日本軍と連合軍の死闘が行われて
日本軍はこの地で18万人もの死者を出します
(´ロ`)
1945年に日本の敗戦で太平洋戦争が終わると
再びアウンサン将軍が中心となってビルマ独立へと動き始めるのだけど
独立直前の1947年に
アウンサン将軍は32歳という若さで暗殺されます
(ノд-。)クスン
しかしアウンサン将軍には当時2歳だった娘がいて
それがアウンサンスーチーです
(゜ロ゜)ギョエ!!
つまりビルマ独立の英雄アウンサン将軍の血を受け継ぐのが
スーチーなのです
(゜~゜)
スーチーはインドやイギリスや日本に留学した後
イギリス人と結婚してロンドンで暮らします
(゜~゜)
ビルマは戦後の独立後に政治が混乱して
1962年にクーデターが起きて
非民主的な軍事政権になってしまい
それを懸念したスーチーは
1988年にビルマに帰国して
国民を率いて民主化運動を展開するのだけど
独裁を維持したい軍事政権にとっては目障りな存在なので
スーチーを活動させないように自宅軟禁にします
(゜~゜)
この自宅軟禁は
途中で解除されたり再び軟禁されたりが20年も続くのです
(゜ロ゜)ギョエ!!
国際社会はそれを問題視して
アメリカは経済制裁を下していたのだけど
2010年の総選挙で
形式的には民主化に移行することになって
スーチーも政治家活動を再開して今に至ります
(o゜~゜)o
そんな複雑な政情を持つミャンマー国なのだけど
実際のところは
ごく普通の東南アジア国という感じで
思ったほど貧しい感じがしないし
治安もまったく問題ありません
(´~`)
はっきり言って
カトマンズよりもヤンゴンの方が発展していて豊かに見えます
(´~`)
ミャンマーは隣国のタイと同様に仏教国なので
観光名所の仏教寺院や涅槃像などは
タイのものとよく似ています
(´~`)
最近できたショッピングセンターのフードコートには
タイ料理店がいくつも並んでいます
(´~`)
タイは自国よりも経済的に豊かで
文化的にも進んでいるという意味で
ミャンマー人の憧れなのでしょう(たぶん)
(´~`)
経済制裁の関係で
アメリカ企業はミャンマーに進出してないので
マクドナルドやケンタッキーはひとつもありません
(´~`)
コカコーラすらつい最近までは
ミャンマーでは販売してなかったというのだから驚きです
(´~`)
といってもこの国は
そんなに秘境っぽい雰囲気はありません
(´~`)
典型的な東南アジアの発展途上国という感じです
(´~`)
観光名所であるヤンゴン市内にいくつかある仏教寺院も
バンコクにあるそれと比べると見劣りします
(´~`)
なのでアジア最後のフロンティア的な特別感を求めて
この国にやって来た旅行者は
普通すぎて&見所が地味で少しがっかりするかもしれませんね
(´~`)
それでもミャンマーが経済的な意味で有望視されているのは
アジア諸国の中でも賃金が最低水準で
中国よりもずっと安いからです
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(現在は物価高で労働者の月収は5000~10000円ぐらいらしい)
(゜ロ゜)
製造業は賃金の安い国で製造した方が
低コストで製造できて利幅や他社との競争力が増すので
中国の次はベトナム、その次はミャンマーやバングラデシュといった感じで
より貧しい国へと製造拠点を求めていきます
(゜ロ゜)
つまりミャンマーの強みは賃金の安さで
それゆえに海外から注文がたくさんきて
ミャンマー国民が職と収入を得て
それによってミャンマー経済が潤うというわけです
(゜ロ゜)
かつて共産主義政策下で貧しかった中国が
世界の工場になることで急速に経済発展したように
外資の受け入れは自国の経済の発展及び
国民の生活水準向上に貢献します
(゜ロ゜)
日本が敗戦後の焼け野原からこれだけ豊かになったのも
海外への輸出によって稼ぎ続けてきたからです
(゜ロ゜)
そう考えると独裁政権ってやはり悪で
鎖国的な政策を取ると自国民がどんどん貧しくなるだけなんですよね
(´~`)
その典型が北朝鮮なわけですが
(´~`)
もっともそういったことは旅行中は何も考えなくて
この時期ヤンゴンは乾季で過ごしやすいはずなのに
30度超の真夏の蒸し暑さでまいりました
(@Д@;アセアセ

最貧国がなかなか這い上がれないのは、一にも二にも行政や司法が腐敗しているからです
一部の政治家や役人や軍人が自分やその身内だけで富を独占し、自分たちの権力を脅かしそうな自国民を見つけては次々と虐殺しています
市場経済とはじつは大変デリケートなもので、しっかりとした法治国家でないと機能しないのです

また、同じことは先進国内の格差でもいえます
貧しい人が貧しいのは、金持ちが搾取しているからではありません
多くの貧しい人は失業しているのだから、むしろ企業などに使ってもらえないから貧しいわけです
(藤沢数希「日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門」)

■ヤンゴンの見所レビュー
〇シュエダゴォン・パヤー
〇ボータタウン・パヤー
〇チャウッターヂー・パヤー
〇スーレー・パヤー
〇ボーヂョーアウンサン・マーケット
〇ボーヂョーアウンサン博物館
〇インヤー湖と観覧車
〇カンドーヂ湖とユートピアタワー
〇ジャンクション・スクエアSC

■ヤンゴンの物価
〇500ml水 10円
〇タクシー市内移動 100~300円(距離による)
〇博物館 30円
〇観覧車 30円
〇高級レストランで食事 1000円程度
by fumiblog | 2013-01-29 23:30 | 旅行 | Comments(0)
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